鶏口日記

9歳の息子の成長日記、先取り学習や中学受験についても記していきます。

教科の向き不向き

 算数が得意な子、苦手な子。すらすら文章を理解できる子、感想文を教えなくてもなんとなくかける子。実験など実際に手を動かす方が好きな子などなど、小学校も4年生ともなると得手不得手がはっきりしてきます。


 息子は昔から数なじみが良いというか、算数の概念的なものの理解に苦労はしませんでした。繰り上がりの足し算にはじまり、九九、分数、少数と一般的に壁になりやすそうなところはクリアしてきています。


 一方で読解力はあるものの、基本的に本を読むのは好き、漢字を覚えるのにはかなり苦労しています。塾での漢字宿題の定着率も悪いのですが、学校の漢字テストも満点を見たことがありません。


 塾での模試などでも説明文領域はかなり点数がとれますが、漢字語句は平均以下、物語文はその時の相性で乱高下します。典型的な未成熟な男の子タイプ、といえばそれまでなのですが・・。


 家からの通学時間を考えると、公立中高一貫校がベターなのですが、その学校はわりと作文などの国語力重視な学校のため既に選択肢から外れています。もちろん個別指導などでその点を強化すれば合格に押し込める可能性はないわけではないのですが、国語力は本人の成熟度と比例するので無理はしないつもりです。

習い事いろいろ

 息子は現在小学4年生、4年生といえば中学受験を見据えているご家庭ではだんだんと習い事の整理に入る頃ではないでしょうか?


 がしかし、うちは4年生になってから野球を始めることになりました。私自身も大したレベルではありませんが、野球経験者のため息子の選択は内心嬉しくはあります。
 親が幼年期にサッカーや野球、はたまた空手や剣道などを勧めてもなびかなかったのに友人が野球をやっていることにつられての入部と主体性はありませんが、初めて自分でやりたいと言っての選択なので尊重してあげたいと思います。


 現在までの習い事は、3歳よりピアノ・エレクトーン(隔週・妻が昔からやっており息子も同じ先生についています)、年長さんから英会話(週1・ほぼお楽しみ程度)、小3から学習塾(週1・大手の個別、4年生から国語のみ)をやっています。野球は週末の土曜午後、日曜午前午後となり、学習に充てられる時間はぐっと減ります。


 とはいえ今までも土日にがっつり勉強していたわけでもないので、メリハリをつけさせる良い機会だと思っています。結局、社会人になってからも真剣に課外活動をやっていた子(運動部でも文化部でよいですが)は効率よく気の効いた仕事ができるので、そのための訓練になるかな~
 ピアノは妻マターなので私の口出す領域ではありませんが、英会話は5年生で一旦終了でよいと思っています。

目標は・・。

 中学受験は考えていますが、絶対に難関校、march付属以上でなければダメみたいなスタンスはありません。基本的に中学受験がゴールではなく、あくまでも通過点だと思います。私自身は地方出身で公立小中、高校から県内私立進学校、浪人を経て私立理系大学、現在は理系専門職の部門リーダーを務めるアラフィフおじさんです。


 親父が学歴信奉者(本人は親のコネでおぼっちゃん大学の付属校からエスカレーター入学、同級生は元総理大臣)で田舎から中学受験を数十年前にさせられました。ようやく日能研が台頭し始めた頃ですが、受験したのが慶応普通・栄光など田舎でちょっと勉強ができるぐらいでは受かるはずのないチョイス!?当然のように全滅し、地元中に進学。先輩のいじめや暴力などは日常の生活を生き抜き、地元進学塾から県内(唯一の)私立進学校に特待生で合格しました。
 県内といっても自宅からは遠距離であったため、高校から下宿生活となり一気に開放感に浸りました。深海魚まではいきませんでしたが、特待生は1年で維持できなくなり、中の下くらいの成績のまま卒業しました。


 精神年齢の低い子どもではありませんでしたが、それでも親元を離れた環境で勉強をやりぬくのはよほどの自己管理能力と克己心がなければ無理だと思います。ましてや我が子は思いっきり甘えん坊で精神年齢が高いタイプではなく(そういう子にしたのは私の責任ですが・・)、進学校に入れれば安心!というわけにはいかなさそうです。


 目標とする学校は
①家からの通学時間が長くない(6年間通うことを考えると外せない)
②共学(複数の男子校中高一貫エリート部下のコミュ障っぷり・・)
③先生のポリシーを感じる(あいまいな表現ですが)
     
 ざっくり言うと以上のような条件となります。
 該当するのは2~3校しかないんですよね~