鶏口日記

9歳の息子の成長日記、先取り学習や中学受験についても記していきます。

時は流れて

息子の学習忘備録として書き始めましたが、すっかり放置してしまい腐臭も臭わなくなった師走、受験まで1年余りとなりました。


2021年受験組の方々はいかがお過ごしでしょうか?我が家も紆余曲折の末、ようやく志望校と方向性がだいたい定まりました。


まず大きな変化として、習い事の一つである野球を辞めました〜。といっても辞めて数ヶ月経ちますがね。元々、仲の良い友達がやっているから始めるくらいのモチベでやっていたうちの子、練習に身を入れるでもなく続けていました。上手くないながらも一応、経験者の父としては朝練習なんかも付き合っていましたが、伸びしろも感じなければ楽しそうでもないので受験勉強を口実に辞めさせました。


しかし、それ以上にウチの妻が野球部ママさんとの付き合いに疲れているのが目に見えていたので合わせ技で辞める理由になりました。野球部お父さん達は気持ちの良い人とが多く、申し訳ない気分でしたが、結果的に辞めてからの方が息子は活き活きしておりヨカッタのかなと思っています。

合わないことを辞めさせるのも、親の役割かなぁと考えました。相変わらず、緩い学習進度ではありますが、休みの日を学習に使えるようになったのは大きく、前よりは自分自身もイライラしなくなり子どもと過ごす時間が増えたのは幸せです。

具体的な学習予定

 ゴールデンウィークは息子は野球三昧、私は半分以上仕事・・のため相変わらず勉強面でのストレスは溜まりますが、そうもいっていられないので中学受験算数基礎と数学先取りの両面作戦を進めていきます。


①中学受験算数基礎
 基礎とはなんぞやですが、過去問からわかるとおり計算と1行題+その学校でよく出る分野の典型問題攻略に他ならないと思います。教科書レベルがすめば、R4が40付近の学校であれば親塾で十分かなぁ?
 我が家では、1:中学入試 総まとめフラッグ
       2:首都圏模試受験生 2人に1人が解ける基本問題
 の2冊を単元毎に進めていきます。ペースとしては1週間に1項目を解いて解けなかった
問題はチェックして解説、チェック問題は2週間後と長期休みに解きなおしを考えています。
 ただ図形と速さについては流石に少し足らないので、分野別基礎問題集を加えます。


 このペースで解いていくと年明けくらいには終わるので、来年の2月から夏休み前までは同じ偏差値帯の別の中学過去問を解いていこうと考えています。
 傾向は多少違っても、問題レベルが同じであればシャッフル問題として実力が測れますし、何校かを数年分解くと問題パターンも網羅できますし。また時間を決めて解けば、レベル的に模試より役立つと思います。


②数学先取り
 数学が受験科目として設定されることになりました。今まではスタディサプリを主に使いながら進めていましたが、それを補強する目的で3月よりZ会中1進学コースを併用しています。しかし限られた時間で両方こなすのは消化不良気味です。1年分を先に支払ってしまったので、とりあえず中1コースはやりきりますが、ここからは内容先取りを優先していきたいと思います。そもそも数学受験といっても、計算と関数問題がメインなので(3平方の定理などはちょっと出ますが)サプリ+まさかの公文式で進めていく予定です。
 公文はまだ入ったばかりですが、来年の夏休みまでにI教材を終えるペースでいけば、間に合うかな?といったところです。

 算数検定の結果とこれからのこと

 算数検定の結果、GW中にもかかわらず予定通り出ていましたね。検定協会のメンテナンスしている職員の方、お疲れ様です(それとも外注?)。
 
 ともあれ、やや傾向が変わった問題もあり、少し不安でしたが無事に6級合格をいただきました。最後の1週間はちょい過去問の突貫工事しましたが、基本問題を落とさなかったのが合格につながったのだと思います。
 次は5級、4級と中学レベルに上がっていき、合格率も下がってくるので対策が難しくなっていきますね。


 算数検定が終わってから、中学受験基礎問題に手をつけ始めました。速さと比や、図形に関しては極基礎的な問題は既にやったことがあるので、全体的にスパイラル学習になればよいのかなと考えております。
 
 5年生になり、いよいよ真剣に志望校の方向性を決めなければいけなくなりました。我が家の志望校の条件として、以下がざっくりあり
①共学
②通いやすい
③大学付属以外(進学校タイプは可)
 ここに学風や難易度、細かいところではお弁当を持たせなくても大丈夫というものがあります。さらに、土日は野球やピアノでつぶれるので、4科目受験は厳しい。


 などなど総合的に検討し、本人の特性も加味して志望校は2校に絞りました!
 第1志望は、受験科目が数学/国語受験という他にはない学校(中受マニアならご存知でしょうが・・)。英語/国語受験もでき、最近は英語が受験科目に入ってくる学校も増えましたが、数学受験という中学受験番外地はここ以外に無いと思います。そのため、大手塾では対策不可だと思います。
 第2志望は家から近い、R4が40付近の地味な学校。ただここは我が家的には悪くない、近接性はもちろん、面倒見がよいし規模もこじんまりとしてちょうどよい。学食をお弁当風にして選べるのも素晴らしい。学習面でいうと、トップ50以内にいないと厳しそうだが海外大学進学も選択肢にあるちょっと独特な学校。


 そんなこんなで、数学をどんどん先取りしつつ(Z会は全然捗りませんが・・)、中学受験算数は基礎問題を完璧にしていけば何とかなりそうな展望が見えてきました。
 志望校もそうですが、偏差値40付近の学校は計算問題と典型的な1行題を確実に解ければほぼ合格点、その学校の特徴を補強すれば上位合格が可能です。